定番シンセSerum、海外勢はここまで使い倒している

ソフト音源使用術
※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。商品を購入いただいた場合、当サイトに紹介料が入ることがありますが、価格はいつもと変わりません。
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Xfer Records「Serum」は、いまや説明不要なほど定番になったウェーブテーブルシンセです。ただ、定番であるがゆえに「一通り触ったつもりだけど、実は表面しか触れていない」という人も多いはず。海外には、Serumの奥まで踏み込んで実践的なノウハウを発信しているサイトがいくつもあります。今回はその中から、特に参考になる4つの記事を選んで紹介します。(いずれも英語記事のため、本文の内容は自動翻訳・要約を交えて紹介しています)

MIDIでFXを操るという発想 ― Cymatics.fmの25選

Cymatics.fmの記事は、Serumの小技を25個並べたボリューム満点のリストです。中でも面白いのが、MIDIノートをSerumのFXセクションに送り込んで、別チャンネルでエンベロープをトリガーするテクニック。普通は「弾いた音がそのまま鳴る」というシンセの発想を、この手法は「別の信号でエフェクトの掛かり方そのものを演奏する」という発想に変えてしまいます。

ほかにもLFOの「rise」ノブでアタック感を演出する方法、ワンショットノイズの使い方、ループポイントの作り方など、細かい操作系のコツが詰め込まれています。1つ1つめのTipsが短く独立しているので、全部を一気に理解しようとせず、気になったものから拾い読みするだけでも十分価値があります。

“良い音”より先に、思想を教わる ― Splice BlogのTracey Brakes氏

Splice Blogの記事は、サウンドデザイナーのTracey Brakes氏がSerum 2を使ったサウンドデザインの考え方を5つの視点から語ったものです。

単なる操作手順ではなく、「そのシンセ固有の機能に習熟することがなぜ重要か」「フランジャー・フェイザー・コーラスの揺れをあえてオフにするとどう音が変わるか」といった、音作りの判断軸そのものに踏み込んでいるのが特徴です。

音の仕上げで差がつく、地味だけど効くコツ ― ADSR Sounds

ADSR Soundsの記事は、プリセット制作の最終段階で起こりがちな失敗にフォーカスした5つのコツです。たとえば「ポップノイズ」と呼ばれる不快なノイズがどこから生まれるのか、その原因と直し方。あるいはSerum内蔵のリバーブフィルターを使って、リバーブの掛かり方そのものを音作りの一部として活用する方法などが、動画リンク付きで解説されています。

「プリセットは一応作れるけど、なんとなく仕上がりが甘い」と感じている人向けの内容で、音作りの最後の一手を埋めてくれるタイプの記事です。

Serum 2の新機能を、レシピで理解する ― hitproducerstash.com

hitproducerstash.comの記事はSerum 2から搭載された、音声をスペクトラル解析して演奏可能なシンセパッチに変換する「スペクトラル・リシンセシス」という機能を扱った、比較的新しいガイド記事です。

この4記事から見えてくること

4つの記事を並べてみると、Serumという1つのシンセに対して、アプローチの角度がまったく違うことが分かります。整理すると次の3つの軸で読み分けられます。

1つ目は操作の幅を広げるTips(Cymatics.fm)。知らなかった機能を知ることで、できることの選択肢そのものを増やすタイプです。

2つ目は判断軸を養うTips(Splice Blog)。操作は分かっているのに音がイマイチという壁を越えるための、考え方の解説です。

3つ目は仕上げの精度を上げるTips(ADSR Sounds、hitproducerstash.com)。音作りの最終段階や、新機能の使いこなしなど、一歩踏み込んだ実践知です。

自分が今どの壁にぶつかっているかによって、読むべき記事は変わってきます。気になった記事があれば、ぜひ元記事もあわせてチェックしてみてください。

紹介したソフトの公式情報

この記事で取り上げたSerumの本体は、Xfer Recordsが開発するウェーブテーブルシンセで、現在はSerum 2として販売中です。価格は189ドル(セール時にはさらに安くなることもあります)。

Xfer Records Serum 2

販売元:Rock oN Company

Rock oNで購入する

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